祝日のイブイブの23日の朝、すごい風の音で目が覚める。
ゴーゴーとすごい風で電線が大きく揺れている。台風の時のよう。大瀬崎に泊まる予定だけど大丈夫だろうかと不安を残しつつ、自宅を出発。
途中、熱函道路のコンビニ駐車場で朝食休憩をして三津に抜けるとやはり凄い風。ウサギが飛んでいる。
10時半にサンライズ大瀬に到着。
内山さんに「この風でよく来ましたねー。」と驚かれる(^^;
今年最後の伊豆だしね。久しぶりのお泊まりだもの。潜れるなら、と来たけど目の前の湾内はいつもの平らで静かな景色と打って変わってココは日本海の荒海?って思っちゃうくらいの変貌ぶりであまりの強風に吹雪のようなケアラシが起きていた。
でも、何年か前の年末年始もそうだったけど潜ってしまってある程度の水深までいけば大丈夫だそう。
セッティングして湾内にエントリー。フィンを履く間にも風であおられて身体が動いてしまう。フィンを履いたら浅くてもすぐレギで潜行。玉砂利の上のロープを手繰りながらゴロタに向かうけど、川の中のように流れてる。ロープがないと飛ばされちゃうくらい。
ゴロタ下に下りると静かになりました。ネンブツダイの群れがすごい。強風だけど快晴の空は明るくて、海の中も明るい。荒れてるから白濁はしてるけど、8mくらいは見えていた。
プーさんがオカルトっぽく壊れてて(ナイトで見たらキャーな雰囲気)、となりに真新しい等身大のリアルなワンコがいた。
生き物情報をチェックせずに潜ったけど、それでも砂地ではコバルトブルーの羽を広げて滑空するカナガシラや奥ではマトウダイ、わりと深い水深の漁礁にはツバメウオがいたり、カミソリウオがいたりと被写体には事欠かない湾内だった。
エキジットもゴロタを上がってからがえらく流れていてロープを手繰りながらの浮上でした。
見られた生物は、カナガシラ、ツバメウオ、ハコフグ、マトウダイ、ネンブツダイ群れ、カミソリウオ、ミノカサゴ、ウイゴンベ、アオヤガラ
2本目はすこーし風が弱まったかな?外海は翌日もムリっぽいから先端いっときたいな、ということで先端へ。
やはり風に煽られながら、転ばないように気をつけてすぐに潜行。ロープはないけど、丸い石をつかみながらとにかく深いほうへ。
下へ行くとキンギョハナダイが乱舞して流れはおさまってました。
イソギンチャク畑の先にニシキフウライウオがいるというので、その方向へ。
水深を落としていくと、秋に富戸でニシキフウライのペアがいたのと同じトゲトサカがあったので、近づいてライトを当てるとビンゴ! ニシキフウライのペアがいました。小さいほうが大きいほうの後ろにいて、なかなか並んだショットが難しかったけど、きれいでした。
深場のキンギョハナダイの群れにアカオビハナダイが混じって泳いでいます。前も後ろも群れが乱舞して花吹雪の中にいるような感じでした。
さて、エキジットが流れる浅瀬と強風で、必死にフィンを脱いでから陸に上がるまでにえらく苦労。。足先が丸石の間にはまっちゃうし膝ぶつけちゃうし(膝パッドやっといてよかった)、カメラだけは死守。。行きはよいよい帰りはコワイでした。。でも水中の景色はヨカッタ。
アカオビハナダイ、ニシキフウライウオ、キンギョハナダイ、トラウツボ、クロダイ、クマノミ、オトヒメエビ
祝日だけど金曜日だからナイトはやってないというので、お風呂にはいってお部屋でビールを飲み、晩ご飯は持参の焼酎で晩酌をし、すぐ目の前が海の夜景を楽しみつつ、明日は風が止むように祈りながら休みました。
翌日、朝一の早朝ダイブは湾内。風はおさまってきて、天気もよくいい感じです。でも朝だからサムイ。
やっぱりドライだったかも、と思ったけど、沖縄にいくのにドライホースつけたくなかったから(とるのめんどうだし)ロクハンだけど、海の中は寒くはなかった。だけど風のふく陸でロクハンを脱いだとたんに濡れたビキニが超寒い。。でも、流れがあるときは寒くないラジアルドライは水の抵抗が大きいからやっぱりロクハンでよかったかも。
朝一の湾内は、むかって左側のマンボウ方面の桟橋付近の浅場へ。めちゃたくさんのネンブツダイが光のシャワーの中に群れていて神々しい雰囲気でした。
砂地の黄色いハナギンチャクの真ん中に黄色い水ヨーヨーみたいな物体があって、不思議だったのでつついてみたら、ものすごい速さでハナギンチャクが閉じてびっくり。水ヨーヨーみたいなモノは少し半透明っぽく柔らかく、モモみたいな形をしていて大きさもモモくらい。いったい何だったのだろうとナゾです。
海底のロープには一度に2匹のカミソリウオが見られ、あちこちにいるみたいです。
見られた生物は、イラ、キンギョハナダイ、カミソリウオ、ムラサキハナギンチャク、ミノカサゴ、タコ
Canon EOS Kiss X6i + SIGMA 20mm F1.8 EX DC ASPHERICAL RF
INON S2000 2灯 ライトfix neo1200
f11 ss1/100 ISO-100
12/23 湾内
潜水時間48分 開始時11:28 浮上12:16 Max24.7m Avg12.3m
水温17度 気温14度 透明度8m 残圧(200→)100 ウエイト3kg(ロクハン・スチール10L)
12/23 先端
潜水時間44分 開始時14:30 浮上15:14 Max30m Avg15m
水温17度 気温16度 透明度6-10m 残圧(200→)100 ウエイト3kg(ロクハン・スチール10L)
12/24 湾内
潜水時間42分 開始時7:26 浮上8:08 Max12.1m Avg5.5m
水温16度 気温8度 透明度6m 残圧(200→)130 ウエイト3kg(ロクハン・スチール10L)