台風の被害が思ったより大きかった大瀬崎。
外海を見に行ったら、大川下のスロープは丸石で埋まっていた。波で打ち上げられたのだろう。自然の力はすさまじい。一本松方面へは道が塞がっていて見に行くことができなかった。
先端も同様。25日は早朝ダイブ時には行けなかったが、先端と外海の一部は潜水可となった。
神社に近い宮元軒の前にはたくさんの布団や用品が出されていた。海水をかぶってしまったようす。
海岸脇の道も脇には枝やら打ち上げられた色々なものがあった。
湾内の砂浜の起伏も台風前と変わっていたが、潜ってみると、まるで津波のあとのようになっていた。
細かい泥が堆積し、あちこちで見られた大輪のムラサキハナギンチャクや、ミジンベニハゼが棲んでいたビンや缶が点在するエリアを探したが、流されてしまったようだ。エリア前には看板もあったのだが、見つからなかった。海水の色は緑色で、浮遊物が多いせいか、水深20mあたりではまるでナイトダイブのように暗かった。
深いところのほうが抜けていたとは思う。明るいライトが必須だった。
24日の1本目で見られた生物は、イシダイの小さめの多数、ヤドカリ、オキゴンベ、キタマクラ、トラギス、アミメハギ、キンチャクダイ、マダイ、ハタタテダイ、ウツボ、ミノカサゴ、キサンゴ、小さめのハナギンチャク、ゴンズイ、コロダイ幼魚、ツノダシ、チョウチョウウオ、アカヒメジ、イラ
2本目では、深場が暗いため、夜とまちがえたのかハナアナゴがニョロニョロと餌を探して砂の上を泳ぎ回っていた。近寄っても餌を探すのに夢中なようす。
浅場では、アカカマスの大群が川のように流れていった。ライトを向けると銀色に光ってプチ迫力があった。
2本目で見られた生物は、ミノカサゴ、ハナアナゴ、大きなヤドカリ、マクロサイズのタコ、ツノダシ、アカカマス大群、スズメダイ、アオリイカ、クロホシイシモチ、クサフグ、キンチャクダイ幼魚、オキエソペア
夜は花火大会だった。21時からだったので、ほろ酔いで海の上にあがる花火を見ていた。夜風は冷たかったが、真上にあがる大きな花火は迫力があった。
25日は早朝ダイブをしてから、朝食をとり、機材を撤収して帰途についた。
朝の気温は19度。海中ではそれほど寒さを感じなかったが、エキジットするなり寒さが堪えた。次からはドライにすることにした。
朝早く、寝ぼけているようすのイラに接近できた。サンライズからまっすぐ沖へ、水深38mくらいまで行った。デコが出たので、来た道を戻ったつもりが、流されたのか千鳥の浮き桟橋あたりに出てしまったので、浅い水深で戻ってきた。
見られた生物は、ソラスズメダイ、オヤビッチャ、オキエソ、ハナハゼ、イラ、ゴンズイ、タカノハダイ、オキゴンベ、ウツボ、ハタタテダイ、ヤドカリ、ウミシダ、ダイナンウミヘビ、キサンゴ、クロホシイシモチ、クサフグ
9/24 1本目 湾内(セルフダイビング)
潜水時間56分 開始時10:55 浮上11:51 Max21.3m Avg13.7m
水温24-26度 気温24度 透明度3-5m 残圧(200→)90 ウエイト0kg(5mmウェット・スチール10L)
9/24 2本目 湾内(セルフダイビング)
潜水時間56分 開始時13:57 浮上14:53 Max23.8m Avg14.0m
水温24-26度 気温26度 透明度3-5m 残圧(200→)90 ウエイト0kg(5mmウェット・スチール10L)
9/25 1本目 湾内(セルフダイビング)
潜水時間46分 開始時7:13 浮上7:59 Max38.0m Avg17.8m
水温24-26度 気温19度 透明度3-10m 残圧(200→)80 ウエイト0kg(5mmウェット・スチール10L)
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