台風6号が小笠原近くを通過中のため、船の出航が心配されたが、三宅島行きの客船・かめりあ丸は定刻通り、２２：２０に竹芝桟橋を出港。デッキに出て夜景を眺めていた。レインボーブリッジや東京の街の明りが綺麗だった。
月も明るく、東京湾は静かだった。和室の船室だったので、毛布をかぶって5時に三宅島に着くまで熟睡した。
定刻に阿古港に着き、港から歩いてすぐのホテルに行って仮眠と朝食をとった。
13時過ぎにDOLPHIN CLUB 三宅島のスタッフが迎えに来てくれた。

3点セットと3mmのウェットワンピースも持って行ったが、水温が高いのでラッシュのみで潜ることにした。
ウエイトは、ジャックナイフがしやすいようにネックウエイトを１ｋｇ、フィンは素潜り用のフルフィットのプラフィン。
カメラはμ1030、ハウジングには入れずにストラップで首からぶら下げた。

「三友丸」という漁船に乗船した。私達夫婦の他には、若いカップルが2組の合計6人がゲストだった。
湾を出て御蔵島に向かうと、うねり・波ともに高い。
イルカのいるポイントで、8回くらいエントリー・エキジットを繰り返しただろうか。
ちょっと遠目からの写真になった。

何回目からのエントリーで、旦那と私が先にエントリーしたあと、船が動き出してしまって（イルカの群れを見つけたらしく）、船を追いかけるのに必死になった。
置いていくわけはないだろうけど、映画オープンウォーター２を思い出してしまった。
御蔵島の水は蒼く、クリアに抜けていて気持ちがよかった。帰りの船上からはトビウオが跳ねているのが見えた。