7時15分に自宅を出発、途中 沼津のマクドナルドで朝食をとり、大瀬崎に到着したのは9時45分だった。
青空のもと富士山もくっきりと見え、湾内は湖のように凪いでいた。
しかし、不思議なことに絶好のダイビング日和の土曜日にもかかわらず、ダイバーはまばら。2週間前に来たときはけっこうダイバーがいたのになぜだろう。
1本目はエントリー時刻が丁度引き潮の時間帯にあたるので、湾内で潜った。
ミジンベニハゼを目指して潜行。
かなり海藻が繁っていて、透明度も8mくらいに落ちていた。
六連タイヤの中にはアオリイカの卵が産みつけられていた。
ミジンベニハゼはビンの中に居るのが、透けて見えるのだが、なかなか顔を出してくれない。ビンの口から中にいるミジンベニハゼの胴体を撮ったりして粘って、ようやく顔が撮れた。
また、ミジンベニハゼを撮っていて、近くで希少種のツノザヤウミウシを発見した。
小さいのでピントが合っているのかどうか不安だったので何枚も撮った。あとでPCで確認したらちゃんと撮れていてほっとした。
1本目で見られた生物は、ミジンベニハゼ・オキゴンベ・ムラサキハナギンチャク・ゴンズイ玉・クロイシモチ・ミノカサゴ・エソ・ツノザヤウミウシ・ウツボ・メジナ・ボラ・タカノハダイ・チョウチョウウオ
2本目は先端へ。サクラダイを見たかったので、イソギンチャク畑の上を通り湾内寄りのコースで深度を落とす。
エントリーすると、キンギョハナダイとソラスズメがたくさん居た。
30m付近ではミノカサゴが何匹もいた。41.5mまで潜ってサクラダイには遭えたものの、すばしっこく逃げ回りストロボが当たる範囲に寄れなかった。残念。またリベンジしよう。。
深海魚がいないか探しているうちにデコが出たので、深度を上げて30m付近と20m付近で減圧しながら移動。
深場ではバディ(旦那)はマトウダイを見つけて撮ったそうだが、私は離れていたので、見れなかった。
透明度が落ちていたのと深場で暗かったので、お互いの場所はライトで確認。
浅場へ移動したときに、大きなハリセンボンに出くわした。沖縄にいるようなでっかい奴だ。
過酷な低水温の冬を生き延びて大きくなったようだ。元気もよくて、撮影しようと追いかけたが、フグのくせに逃げ足が早く振り切られてしまった。
2本目で見られた生物は、キンギョハナダイ・サクラダイ♀・ハリセンボン・ソラスズメ・エソ・ミノカサゴ多数・マトウダイ・トラウツボ・イイジマフクロウニ・オキゴンベ・アイゴノ群れ・ハコフグ
帰りは15時に大瀬崎を後にして、沼津のホテルに泊まり、寿司屋で好物の生桜海老やウニを堪能。珍しいアサヒガニが1匹入っている大きな味噌椀も美味だった。
3/5 1本目 湾内(セルフダイビング)
潜水時間42分 開始時10:43 浮上11:25 Max23.2m Avg16.5m
水温16度 気温8度 透明度8m 残圧(200→)100 ウエイト3kg(ドライ・スチール10L)
3/5 2本目 先端(セルフダイビング)
潜水時間47分 開始時12:38 浮上13:25 Max41.5m Avg19.8m
水温16度 気温12度 透明度12m 残圧(200→)70 ウエイト3kg(ドライ・スチール10L) |
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