Up 2010.11.20 稲取 Slideshow

この週末は、東伊豆でのダイビングを予定していたのだが、週のはじめから北東の風が吹き、東伊豆の海況はよくない日が続いていて、行く予定だった伊豆海洋公園はずっとクローズドが続いていた。この土日もやはりクローズドだった。
南に下って稲取で潜ることにした。

稲取までは、うちから3時間。10時過ぎに到着して、海を見ると静かだった。
しかし大潮の干潮の時間帯に当たってしまったため、エントリーとエキジットは少々苦労した。
エントリーは港のスロープの端からジャイアントで飛び込んだ。港を出るまでは水面移動なのだが、向かい潮でなかなか進まない。エキジットは岩の間を上がってフィンを脱いぐのだが、掴まるところがないので、岩の間を歩くのはかなり慎重になった。

海の中は、多少うねりはあったが、青く10mくらい抜けていて、ロープエンドまで行くともっと透明度があったように思った。砂地が白いので明るく感じる。ロープエンドの先の砂漠のように続く砂地は砂紋が奇麗だった。
砂地でカンパチの群れが行過ぎた。白い砂地に青のグラディエーションの中、颯爽と泳ぎ去る群れはカッコよかった。

また、砂地では大きなヒラメがいたが、写真を撮っているとウツボが泳いできてヒラメに近づいた。
食べようとしたのだと思う。ウツボが近づくとヒラメは砂を巻き上げ、泳ぎ去った。
残ったウツボは私達をうらめしそうに見ているのだった。

2本目の帰り際にすれ違ったセルフの夫婦が、カメに遭ったと言って写真を見せてくれた。ロープの近くを泳いでいたそうだ。しまった!惜しいことをした!探せばよかったと思ったが後の祭り。。稲取には2〜3匹のカメがいるのだ。
前回来た時には目の前で大きなタイマイに出会ったのだった。

1本目で見られた生物は、ソラスズメダイ、キンギョハナダイ、キタマクラ、チョウチョウウオ、ウツボ、キビナゴの群れ、イタチウオ、メバル、ツノダシ、アオリイカ群れ、アオヤガラ、シマウミスズメ、フグ、オキエソ

2本目で見られた生物は、ソラスズメダイ、キンギョハナダイ、キタマクラ、ウツボ、大きなヒラメ、カンパチの群れ、ハコフグ、大きなフグ、カワハギ、オキエソ、イタチウオ

帰りは稲取から近い河津温泉に宿をとったので、宿までは近かった。渓流沿いの源泉かけ流しの露天風呂でリフレッシュした。翌日は、天城峠で紅葉を楽しみながら、冷川峠を越えて伊東に出て帰って来た。

11/20 1本目 藤三港(セルフダイビング)
潜水時間54分 開始時10:58 浮上11:54 Max14.3m Avg8.8m
水温20度 気温20度 透明度10m 残圧(180→)70 ウエイト2kg(ドライ・スチール10L)

11/20 2本目 藤三港(セルフダイビング)
潜水時間59分 開始時13:09 浮上14:08 Max17.7m Avg10.4m
水温20度 気温20度 透明度10m 残圧(200→)90 ウエイト2kg(ドライ・スチール10L)


ダイバー
PB200026
キビナゴの群れ
PB200011
シマウミスズメ
PB200015
キタマクラ
PB200027
ウツボ
PB200030
ソフトコーラル
PB200035
イタチウオ
PB200042
カイメン
PB200043
ツノダシ
PB200050
ソラスズメダイ
PB200055
カンパチの群れ
PB200074
ヒラメとウツボ
PB200089
メバルとホンソメワケベラ
PB200096
イソカサゴ
PB200098
ソラスズメダイ
PB200100
トラギス
PB200103

Total images: 16 | Last update: 10/11/21 15:59 | Made with JAlbum & Chameleon | Help