この週末は、東伊豆でのダイビングを予定していたのだが、週のはじめから北東の風が吹き、東伊豆の海況はよくない日が続いていて、行く予定だった伊豆海洋公園はずっとクローズドが続いていた。この土日もやはりクローズドだった。
南に下って稲取で潜ることにした。
稲取までは、うちから3時間。10時過ぎに到着して、海を見ると静かだった。
しかし大潮の干潮の時間帯に当たってしまったため、エントリーとエキジットは少々苦労した。
エントリーは港のスロープの端からジャイアントで飛び込んだ。港を出るまでは水面移動なのだが、向かい潮でなかなか進まない。エキジットは岩の間を上がってフィンを脱いぐのだが、掴まるところがないので、岩の間を歩くのはかなり慎重になった。
海の中は、多少うねりはあったが、青く10mくらい抜けていて、ロープエンドまで行くともっと透明度があったように思った。砂地が白いので明るく感じる。ロープエンドの先の砂漠のように続く砂地は砂紋が奇麗だった。
砂地でカンパチの群れが行過ぎた。白い砂地に青のグラディエーションの中、颯爽と泳ぎ去る群れはカッコよかった。
また、砂地では大きなヒラメがいたが、写真を撮っているとウツボが泳いできてヒラメに近づいた。
食べようとしたのだと思う。ウツボが近づくとヒラメは砂を巻き上げ、泳ぎ去った。
残ったウツボは私達をうらめしそうに見ているのだった。
2本目の帰り際にすれ違ったセルフの夫婦が、カメに遭ったと言って写真を見せてくれた。ロープの近くを泳いでいたそうだ。しまった!惜しいことをした!探せばよかったと思ったが後の祭り。。稲取には2〜3匹のカメがいるのだ。
前回来た時には目の前で大きなタイマイに出会ったのだった。
1本目で見られた生物は、ソラスズメダイ、キンギョハナダイ、キタマクラ、チョウチョウウオ、ウツボ、キビナゴの群れ、イタチウオ、メバル、ツノダシ、アオリイカ群れ、アオヤガラ、シマウミスズメ、フグ、オキエソ
2本目で見られた生物は、ソラスズメダイ、キンギョハナダイ、キタマクラ、ウツボ、大きなヒラメ、カンパチの群れ、ハコフグ、大きなフグ、カワハギ、オキエソ、イタチウオ
帰りは稲取から近い河津温泉に宿をとったので、宿までは近かった。渓流沿いの源泉かけ流しの露天風呂でリフレッシュした。翌日は、天城峠で紅葉を楽しみながら、冷川峠を越えて伊東に出て帰って来た。
11/20 1本目
藤三港(セルフダイビング)
潜水時間54分 開始時10:58 浮上11:54 Max14.3m Avg8.8m
水温20度 気温20度 透明度10m 残圧(180→)70 ウエイト2kg(ドライ・スチール10L)
11/20 2本目 藤三港(セルフダイビング)
潜水時間59分 開始時13:09 浮上14:08 Max17.7m Avg10.4m
水温20度 気温20度 透明度10m 残圧(200→)90 ウエイト2kg(ドライ・スチール10L) |
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