天気は良かったが、風が吹くと肌寒く感じた。
海の中はかなり濁りが生じており、1本目は干潮の時間帯ということもあり、エントリー直後は目の前にゲージを持って確認しようとしても浮遊物で紗がかかったようになる。
同時に潜行したバディ(旦那)を見失わないよう、お互いのターゲットライトの光を頼りにするが、LEDの直線的な光ですら、届く範囲が狭くなるくらいの濁りであった。
透明度は2mあるかないか、とにかく少し離れると緑のカーテンに覆われたように何も見えなくなってしまうのだった。
そして緑のカーテンの中から突然魚が現れたり、ダイバーが現れたりするので、接触しないように神経を使った。
魚のほうも視界が悪く暗いためか、ボーっとしているようだったが、湾内にはサツマカサゴなどの猛毒を持つ魚がいて、ただでさえ岩のような擬態で分かりにくいのに、この濁りで接触したら大変だと思い、海底付近から離れるように気を使った。
1本目は犬面へ向かった。犬面は中に落ちていた。2本目はケーソンに向かったが、少しだけ透明度がましになった。水温は16度〜17度と低い、ドライの下にフリース上下を着込んでいても冷えてくる。
見られた魚はメバル、ウツボ、トラギス、カワハギ、コスジイシモチ、カンモンハタ、ムラサキハナギンチャク、タカノハダイ、マアジの群れ、クロホシイシモチの群れ、ダテハゼ、クツワハゼ、マダイ、ゴンズイ玉、アヤアナハゼ。
5/15 1本目 湾内(セルフダイビング)
潜水時間41分 開始時11:37 浮上時12:18 Max20.1m Avg14.6m
水温17度 気温19度 透明度2m 残圧(200→)100 ウエイト3kg(ドライ・スチール10L)
5/15 2本目 湾内(セルフダイビング)
潜水時間36分 開始時14:03 浮上時14:39 Max9.8m Avg7.9m
水温16度 気温19度 透明度2-4m 残圧(200→)130 ウエイト3kg(ドライ・スチール10L) |
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