ネットで見ていると、大瀬崎の透明度が回復しているようなので、行って見た。
天気はよく、海もないでいる。桜が咲き始めてはいたが、浜を吹く風は冷たい。
前回、大瀬で潜ったのは2月20日その時の水温は15度だった。
きっとハリセンボンの群れが乗ってきた海流の水温が高かったせいだったのだろう。
約ひと月ぶりだが、水温は逆に下がっていて、ダイビング後半は寒くなってくる。春にごりのため、視界は5〜7m。それでも、数日前よりはマシになったようだ。ここのところ透明度が3mくらいの日が続いていたようだ。
湾内の浅場のほうがクリアだった。先端は潮が満ち始めた頃にエントリーしたが、湾内よりも濁っていた。緑色の点々が目の前の視界をノイズのように遮る。
それでもキンギョハナダイは寒さに強いのか、たくさん見かけた。
逆にソラスズメは色が黒っぽくなってしまって、岩のすきまに隠れていて見かけない。
今回、見た中で珍しい形の生き物はウミフクロウというウミウシだった。
エキジット直前の水面移動をしている湾内の水深1.2mで見つけたので、撮影するのに苦労した。
一旦浮上してしまったドライで、この浅い水底にいる生き物を撮るのは大変だ。何枚も撮ってどうにか2枚、ジャスピンが撮れた。
ほかに見られた生物は、アナハゼの幼魚(極小)・アオヤガラ・ソフトコーラルの奇麗なポリプ・ヤギ・巨大なメジナ・メバルたち・クロホシイシモチ群れ・キンギョハナダイ群れ・ウミシダ・キサンゴ・ケヤリムシ・ウツボ・クマノミの幼魚など。
3/27 1本目 湾内(セルフダイビング)
潜水時間47分 開始時11:28 浮上時12:15 Max18.3m Avg11.0m
水温13度 気温11度 透明度5-7m 残圧(200→)130 ウエイト3kg(ドライ・スチール10L)
3/27 2本目 先端(セルフダイビング)
潜水時間31分 開始時13:26 浮上時13:57 Max20.4m Avg12.8m
水温13度 気温11度 透明度5m 残圧(200→)130 ウエイト3kg(ドライ・スチール10L) |
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