Up 2010.1.9 稲取 Slideshow

1月の連休初日の9日は昨年12月12日に東伊豆が大荒れでどこも潜れなかったときに初めて行ったポイントの稲取が、施設も海もよかったので、また潜りにやってきた。
河津温泉に定宿があるので、ここからは帰りも宿に近くて楽だった。

この日も東伊豆のポイントはうねりが入っているところが多かったが、稲取のビーチはとても静かだった。
水温は15度、ロープエンドでは14度とかなり下がってきたが、風もなく天気もよいためあまり寒さは感じなかった。
船型の温水槽でたっぷりのお湯で温まれるのでインターバルも寒くない。

そんなのんびりムードのセルフダイビングの1本目にサプライズがあった。
エントリーして少し進んだところでバディが大降りのジェスチャーで何かを知らせてる。
なんか驚いているようだ。
最初はなんだかわからなかった。
バディがカメラを向けてシャッターを切る先にいたのは、大きな岩に見えたが、、
実は大きなウミガメが寝ていたのだ!!

甲長だけで1mはゆうに超す苔むした甲羅がそのカメの生きてきた歴史を語っているようだった。
まったく動かずにいたときは苔むした大きな甲羅が岩に見えた。
カメが首をゆっくりと持ち上げて、はっきりとカメだと認識した。
『カメだ!しかもでっかいカメ!』
あわててカメラを構えた。とりあえずストロボは切った。(カメさんが驚いちゃうからね)
数枚シャッターを切ったが、カメさんはゆっくりと上を向き、すでに離陸体制にはいっている。
目の前のカメと目が合った。
黒目がはっきりと分かる。しっかりこちらを見ていた。
そして、ゆるやかに巨体を翻して蒼い彼方へ去っていった。

(タイマイかアカウミガメなのか、現在江ノ島水族館に問い合わせ中)

2本目も引き続きサプライズがあった。
ナヌカザメが出たというので、ロープエンドから岩の隙間を探しながら移動していたところ、砂地に着底しているトビエイがいた。上層を飛んでいる姿と雰囲気が違うが、近くで見るとでっかい!
我々に気づくとすぐに離陸して滑空するように泳いで行った。カメさんよりも反応が速かった。

アオヤガラやキラキラ輝くキビナゴの群れも奇麗だったが、大物に出会えた興奮はなかなか覚めやらなかった。

1/9 1本目 藤三港(セルフダイビング)
潜水時間44分 開始時11:56 浮上時12:40 Max17.4m Avg11.0m
水温14-15度 気温10度 透明度10-15m 残圧(200→)120 ウエイト3kg(ドライ・スチール10L)

1/9 2本目 藤三港(セルフダイビング)
潜水時間47分 開始時14:46 浮上時15:33 Max14.6m Avg10.7m
水温14-15度 気温10度 透明度8-10m 残圧(200→)100 ウエイト3kg(ドライ・スチール10L)


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