先週は1泊で稲取まで行ったので、今回は当初の予定では近場の根府川で潜る予定だった。
しかし海沿いを走っていると、凪いだ海がクリアで蒼いので伊豆海洋公園まで足を伸ばすことになった。
満潮時も午後1時くらいだったため、出発時間も遅かったので伊豆海洋公園に到着したのは10時半を回っていた。
驚いたことに、ドライの季節になってからこんなに混んでいるIOPを見たことがないくらいダイバーで溢れていた。
テーブル席もほぼ埋まっていて、プールのほうの遠い場所があいているのをやっと見つけたくらいだ。
家を出た時の気温は0度、天気の良い伊豆海洋公園でも7度。風は冷たい。
こんなに寒いのに、しかも前日に伊東では深度5の地震がありニュースになったばかりなのでガラガラなのではないかと思っていたが意外だった。
バディ(旦那)は、水没したデジイチが保険対応で復活(新品購入)したので、撮影機材のセッティングは入念に行っていた。水面移動をするので私は10リットル、旦那は14リットルのタンクを借りた。
準備を終えてエントリー口へ行くと長蛇の列!まるで有楽町の宝くじ売り場のようだ!
風は冷たいが、水はさほど冷たくは感じない。水面移動をしている時の水温は21度あった。
1の根の上くらいまでシュノーケルで下を見ながら進んだが、クエ穴に群がるダイバーや海底のロープまではっきりと確認できる。抜けている!
潜行して中層を進んでいくと右側に根の形がはっきりと浮かび上がる。
2の根に着いて、上を見上げるrと水面のきらめきが海底から見えた。蒼く透明で静かな海にソフトコーラルが浮かび上がる。砂地の彼方まで見渡せる蒼い世界だ。
その静寂の中に振動音。『??』水中スクーターかと思ったが、30mの透明度の中、周りを見渡しても何もない。
海の中に響く地震の地響きの音だった。
2本目は、ブリマチへ向かった。やはり透明度が良いので、シュノーケリングで移動中も海底のダイバーがはっきり見え、のぼってくる泡がキラキラ輝いて美しい。
マアジの群れが流れて行くのが圧巻だった。まるでウメイロかクマザサハアナムロのようにも見える。
なんたって海の色と透明度が伊豆っぽくないのだ。マリアナブルーみたいなのだ。
ブリマチでも、振動音を聞いた。余震なのか、低い地響きが聞こえた。
砂地のクリスマスツリーにはたくさんのダイバーが集まっていた。
皆、記念撮影をしている。私も旦那に撮ってもらった。
帰りはデコが出たので減圧しながら戻った。
今回は、ほとんどフィッシュアイで撮影したが、透明度が良いので遠景までクリアに映るので伊豆っぽくないワイドがたくさん撮れてよかった。
12/19 1本目 2の根・クエ穴(セルフダイビング)
潜水時間42分 開始時11:43 浮上時12:25 Max26.8m Avg17.1m
水温19-20度 気温7度 透明度30m 残圧(200→)100 ウエイト3kg(ドライ・スチール10L)
12/19 2本目 ブリマチ・砂地(セルフダイビング)
潜水時間48分 開始時13:41 浮上時14:29 Max28.4m Avg15.2m
水温19-20度 気温7度 透明度30m 残圧(200→)100 ウエイト3kg(ドライ・スチール10L)
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