Up 2009.10.31 大瀬崎 Slideshow

10月最後の土曜日は晴れ、風は少々吹いていたが、うねりはなし。午後は風が強くなって沖から白い波が立ち、浜辺にも波が打ち寄せていた。先端は透明度は高く、温かで穏やかな海況。午後からの湾内は波はあったが、潜行には問題なし。しかし、海の中は白っぽく濁りがあった。

去年の同じ時期にも先端に潜ったが、イソギンチャク畑が広がり、キンギョハナダイとソラスズメがびっしりと群れていた光景が印象的だった。しかし、今年は台風の影響で海底が掻き回されてしまったためなのか、イソギンチャク畑は見当たらなかった。キンギョハナダイの群れも例年に比べると魚影が薄く感じた。

そのほか、先端ではシマウミスズメなども見られた。ムチカラマツのあたりにはミノカサゴが優雅に舞っており、ソフトコーラルの近くにはコガネスズメダイも鮮やかな黄色の体色を見せていた。
また、オオモンハタには多数出遭った。逃げないので、けっこう寄ることができた。アカハタも数固体に遭ったが、こちらは逃げ足が早くピントが合わなかった。キンチャクダイは流し撮りでピン甘のショットがやっと。

湾内ではカゴカキダイの群れが見られ、おなじみのウツボやサツマカサゴもいたが、小さなゴンズイの群れも何組か見かけた。また、ムラサキスナギンチャクの色々なカラーバリエーションがあちこちに咲いていて目を楽しませてくれた。
マゴチの50cmオーバーのサメかと思うくらいの大物に出会ったが、超スピードで泳ぎ去ってしまった。カメラを構える間もなし。

安全停止中にはバラクーダーの群れかと思うくらい、カマスの群れが頭上を流れていった。そのあと、後を追うかのようにスズメダイの群れが流れて行き、最後の最後までシャッターを切り続けた大瀬崎だった。

今回の大瀬崎はプチオフでもあった。
御蔵島でのドルフィンスイムで一緒に潜ったAさんが、はるばる大阪から機材を積んで車でやってきた。
ショップで待ち合わせ、長旅の疲れも見せずに、手際よく準備を済ませてダイビングに臨む姿はスキルの高さがうかがえる。御蔵ではイルカを追いかけてバリバリ潜っていたのを見ていたのでデキルな〜とは感じていたけど、さすがMSD、スキルだけでなく配慮もグッドでした。

先端では、被写体を狙ううちにデコが出てしまったので、減圧しながら撮影をして時間をかけて浅い水深に移動したが、Aさんは安全管理をきちんとしているのでデコは出していない。用心して深場まで降りて来なかったのは見習わないといけないかも。

10/31 1本目 先端(セルフダイビング)
潜水時間39分 開始時11:29 浮上時12:08 Max36.9m Avg19.8m
水温22度 気温22度 透明度12m 残圧(200→)100 ウエイト2kg(ドライ・スチール10L)

10/31 2本目 湾内(セルフダイビング)
潜水時間47分 開始時13:54 浮上時14:41 Max22.0m Avg15.2m
水温22度 気温22度 透明度8m 残圧(190→)100 ウエイト2kg(ドライ・スチール10L)

スズメダイ群れ
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コガネスズメダイ
PA310011
ウミシダ
PA310021
オオモンハタ
PA310031
コウライトラギス
PA310032
キンギョハナダイ
PA310051
ウツボ
PA310059
ミノカサゴ
PA310061
ムラサキハナギンチャク
PA310062
ムラサキハナギンチャク
PA310064
ムラサキハナギンチャク
PA310073
サツマカサゴ
PA310074
ミノカサゴ
PA310075
六連タイヤ
PA310079
ムラサキハナギンチャク
PA310084
コスジイシモチ
PA310086
コモンヤドカリ
PA310087
ネンブツダイ
PA310093
メバル
PA310096
カマス群れ
PA310098

Total images: 20 | Last update: 09/11/02 16:36 | Made with JAlbum & Chameleon | Help