満潮が午後だったので、近場でゆっくりダイビングすることにした。
１本目のエントリーでは意外に波がある。消波ブロックを超えて行く時にかなりうねっていると思ったが、やはりうねりが入っていて、海藻はゆっさゆっさと揺れていた。

バディを見ると、横から泡があがっている。オクトからかなりエアが漏れているようだ。
エアが早く減ってしまうので、近くで写真を撮って戻ってきた。
近場でも、スカシテンジクダイの小さな群れが見られ、流れるような群れではないが、光が当たるとキラキラと反射してきれいだった。

とりあえずバディはオクトは外してネジでふさいで２本目はイシダイのいるプラットホームのほうへ向かった。
途中の中根ではアオヤガラやホンソメワケベラにクリーニングされている大きなタカノハダイがいた。

プラットホームでは大きなイシダイが３匹くらい、ずっとまとわり着くようについてくる。カメラにぶつかるくらい近づいてくるのだ。人懐っこくて親しみがわく。このポイントではコイツに会うのが楽しみだ。

ネンブツダイが流れるように群れていて奇麗だった。
ツノダシが２匹いたが、うねってしまってピントが合わない。残念。。

２本目の帰りの消波ブロック越えは、うねりで揺さぶられ、コイノボリ状態できつかった。ハウジングに着けたライトが重くて沈むので下にぶつけないように背負うようにしてロープを掴みながら進んだ。腕が筋肉痛だ。バディも大きなデジイチをぶつけないように苦労していた。

エキジットでは波が出て来て、二人とも大波をくらってコケた。浮上してから膝をつくと体勢を立て直すのが一苦労だ。エキジット直後、クローズドになった。