1ヶ月ぶりのダイビングは晴天で気温もあがり、満潮の時間帯で波もなく、透明度の高い青く澄んだ海の絶好のコンディションに恵まれました。

バディは１４リットルのタンクを借りて、1本目は二の根へ、2本目はブリマチからクエ穴へ巡るコースをとりました。長距離移動になるので、シュノーケリングで途中まで行って潜行するパターンです。しばらく運動らしい運動をせず療養していたので、漕ぐのに足が疲れましたが、疲れも忘れるような蒼い澄んだ世界にひたることができました。

圧巻だったのは、私と同じくらいの大きさのブダイ（全長１．４ｍはあったと思われる）が目の前に横たわって寝ている場面に遭遇したことです。近づいてもしばらくは動かず（気づかず？）にいてくれたので写真を撮ることができました。朝イチのダイブだったからこそ出遭えたラッキーな一瞬でした。

2本目のブリマチではサルパの連鎖体に出遭いました。一固体がリンゴくらいの大きさのオオサルパです。中心には褐色の内臓らしきものが透けて見えていました。カワハギがつついて中身を食べていたのにはびっくりしました。カワハギってサルパを食べるんですね。

しかし、2本目では低水温のためハウジング内が結露してファインダーをのぞいても真っ白になり、タコを見つけたものの（私はナゼかよくタコを見つけます）撮ることが出来ず残念でした。

今年はじめてのウェットで臨んだ海は蒼く透明で素敵だったのですが、1本目・2本目ともデコが出るくらい深場へ行ったので、水温は16度と前回ドライで潜った時よりも冷たく、膝が震えるくらい冷え込みました。
でも、陸では真夏の陽気だったのと、大きな温水槽で暖をとることができたので堪能できました。