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暖かい春の陽気が続いたと思ったら、急に冷え込み、朝から2月並の気温で風が冷たかったです。
家を出発したときは真鶴で潜るつもりだったのですが、バイパス見た海は凪ぎだったので、伊豆海洋公園まで行くことにしました。真鶴までは3〜40分で着きますが、東伊豆だと2時間以上かかります。とくに高速の割引で車が増えたように思いました。
渋滞もあったので、エントリーは12時半くらいになりました。ちょうど大潮の干潮の時間だったため、整備されたとはいえ、エントリー口は岩が露出して膝くらいの浅瀬になってしまっていて、波で動く岩の転がるガラガラという音が聞こえていました。
ロープの張ってある岩も露出してしまっているので、最後までロープを掴んでいることはできません。そのため、エントリーに失敗して打ち上げられたり、転がったりしているダイバーが多数いました。
荒れてはいないのですが、やはり潮があたるIOP(だから魚影が濃いのですが)、ドンビキの干潮はやっかいです。
次々ころがるダイバーを見て、しばし考えましたが、やはりハウジングにアームとライトは着けていくことにしました。
春にごりで透明度が落ちている事と、一の根付近は深度も30mくらいなので暗いし、クエ穴の中もライトがないと見えません。EnとExでハンデにはなるとは思いましたが、頑張ってフル装備で行きました。
先を行くふみうみが浅瀬で押し戻されそうになるのを、見ながら左手で機材を抱えるようにして波にぶつかるように入っていきました。浅い!打ち上げられてはえらいことなので必死にキックです。潜行ブイ付近では透明度は3mくらいしかありませんでした。一の根の水深25mを超えるあたりでは8mくらいはありましたが、春にごりが来ているようです。それでも、魚影は濃く、キンギョハナダイの群れや、鮮やかな黄色のコガネスズメダイ、コバルトブルーのソラスズメダイ、シラコダイやタカノハダイと、冷たいながらもカラフルな魚達に出会うことができました。
1の根付近ではオルトマンワラエビがあちこちにいて、にごった海ではいい被写体になっていました。
3/28 1本目 一の根 セルフダイビング
潜水時間37分 開始時12:27 浮上時13:04 Max26.5m Avg16.5m
水温12-13度 気温11度 透明度3-8m 残圧(200→)100 ウエイト3kg(ドライ・スチール10L) |
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