曇り時々晴れ、水温はまだ高く、ウェットでも寒さは感じないが、濡れた体で潮風に吹かれていると寒さを感じる季節になった。
凪の海だったので、フィッシュアイレンズをつけて撮った写真がほとんど。透明度は高く、外海の海は多少流れたがコガネスズメダイの群れるソフトコーラルの美しい風景を楽しむことができた。

先端の浅場にはソラスズメ・キンギョハナダイがびっしりと群れており、魚影で向こうがわが見えないほどだ。カラフルなカーテンのようだった。大きなブダイも多数見られた。ソフトコーラルにはウミタケハゼもついていて可愛らしい姿を見ることができる。

湾内では立派なマダイがたくさんいて、近くまで寄ってくる。今回は右側の方にもぐったがツノダシ・チョウチョウウオのほか、カゴカキダイが多数見られた。カゴカイダイはレンズ直前まで寄ってきた。また、ハナハゼの幼魚がたくさんいてきれいだった。近くによると即座に穴に入ってしまうのは成魚と同様だ。
サツマカサゴは岩そっくりの擬態で微動だにしない。岩になりきっているのか、貫禄があった。